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ワニイルカはここにいる

ぼくは「イルカ」になりたい

ワニイルカと5つの精神疾患その③醜形恐怖症

精神疾患

こんばんは

 

ADD、躁うつに続いて今日は自分の醜形恐怖症について振り返ってみます。 

 

 

醜形恐怖症とは

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醜形恐怖症(しゅうけいきょうふしょう)は、自分の容姿や身体に過剰なコンプレックスを抱き、日常生活に支障をきたす障害です。

誰でも自分の容姿に不満はあるものですが、醜形恐怖症の人たちは人並み以上に悩み、劣等感を抱き続けてしまいます。

整形を繰り返したり、ずっと鏡を見て容姿を確認したり、自撮りをたくさんしたり、マスクが手放せなかったり...人によっていろいろな行動をとります。

 

醜形恐怖症になる原因

小さい頃に受けた心ない言葉が原因だったり、うつ病のように脳にセロトニンが不足したりすることが原因として挙げられています。

もともと自分の中で気にしていたコンプレックスを他人から言われてしまうと、「ああ、やっぱり自分は醜いんだ」という意識が芽生え、醜形恐怖症につながることにもなりかねます。

 

醜形恐怖症の克服方法

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薬物治療

SSRIという抗うつ剤を使うことで脳のセロトニンを増やす方法。

薬物に抵抗がある方は、僕も飲んでいますが5-HTPサプリもいいかもしれません。こちらもセロトニンを増やす役割があり、副作用はほとんどありません。

 

カウンセリング

「自分は醜いんだ」という認知の歪みを正していきます。

ただむやみに周囲が「あなたは醜くないよ」と励ましてもいい効果は期待できません。

「気を遣わせて申し訳ない...」とさらに落ち込んでしまうこともあります。

 

思い切って整形する

金銭的に余裕があって、周囲も納得しているのであればいっそ整形することで自信を取り戻せるようになる人もいます。しかし、整形しても思い通りにならず、何度も整形を繰り返すうちに取り返しのつかないことになるケースもあるので、この方法については慎重に判断したほうがいいでしょう。

 

 

僕の醜形恐怖

自分の「笑顔」に強いコンプレックスを抱き続けてもう10年以上が経つ。

顔のパーツの中で他にもコンプレックスがあるけど、とにかく笑顔が一番ダメだ。

笑うというごく当たり前なことが、僕にはとても難しいこと。別に表情筋の衰えで顔が麻痺してるというわけじゃないので表情は動かせる。

人前で笑うと「今の気持ち悪かったかな」「嫌われた」というすごい不安感が襲ってきてなかなか会話どころじゃない。手汗が出てきて鼓動が早くなる。

 

僕には自分の笑顔がグロテスクなモンスターのように感じられる。

 

写真が超苦手

小中高の卒業アルバムで自分のクラスページを一度もまともに見ていない。

寄せ書きのページ以外はどこに自分が映っている写真があるかわからないからおそろしい。「なつかしいね」って思い出を楽しむ余裕はない。

写真映りがよくないこともあるけどそれ以上に自分の顔を見るのが嫌だ。

 

僕の高校はちょっと変わった学校でカメラの実習があった。校内にスタジオがあって、クラスメイト同士でお互いを撮影しあう課題が多かった。

撮る方が1人、撮られる方が1人、他の人はその様子を見るという僕にとって地獄の時間があった。「あ...入る高校まちがえたかも...」緊張と不安で真っ青だった。

撮られる順番になると内心逃げ出したい気持ちで前に出た、どんな顔をすればいいかわからない。「笑顔笑顔!」「もっと笑って〜^^」先生とみんながハードルの高すぎる注文をする、僕はなんとか頑張って苦笑いを浮かべ、シャッターが切られる。

 

「死にたい......!!」恥ずかしさと不安と恐怖で泣きたくなった。写真映りもよくないのに気持ち悪い笑みなんか浮かべて撮れたのはきっと心霊写真だろう...

 

撮る側だったクラスメイトが「こんな感じに撮れたよ〜」ってファインダーを見せてくれたけど僕はどうしてもそれを見たくなくて、画像を確認するフリしてその子の爪から視線を1mmも外さないように頑張っていた。見てしまえば顔が真っ赤になって手汗が止まらなくなるし、恐怖心からその場でみんなと話しをすることもままならなくなるから

 

だけどクラスメイトには、本人の前で見た目をどうこう言うような嫌な人はいなかった、そんなみんなの性格の良さを知ってても僕の心臓はなりやまなかった。カメラの実習があるとその日はずっと気分が重かった。

 

今はSNSが流行っててスマホは持ってて当たり前な時代、写真を撮る機会はたくさんあるしいくつになっても訪れる。友人と遊んで写真撮ろうと言われる度に渋って断ってきたけど何度かは押しに負けて撮ったことがあって「あの池にスマホ落とさないかな」とか割と本気で考えた(考えただけ)。あまりにも写真を撮ってくる人とは疎遠になった

 

以前にFacebookという名前からして相性悪そうなSNSに自撮りをあげたこともあったんだけどものっすごく後悔している。時間が戻せるなら戻したい。

 

そんな僕だけど本心では、思いっきり笑顔で写真に映りたいと思ってる。

そんでその写真をあとで見て「あ〜あの日は楽しかったなぁ」なんて思い出に浸ってみたい。好きな人と一緒に映ってる写真をテレビのわきに置いてみたい。押入れの奥に封印されてる卒業アルバムを引っ張り出して、全部のページをちゃんと見てみたい。

 

表情が乏しい

「笑顔」がコンプレックスだと、例えばバスケでシュートを決めた時にものすごく居心地が悪くなる。「よっしゃー!」ってジャンプの主人公みたいに喜ぶこともできないし、ほんの少し笑うだけでも苦笑いになっていっそ自己嫌悪してしまう。かといってすました顔してても鼻につく...

こんなようなことが10年以上積み重なって、僕は表情が乏しい人間になってしまった。

場の空気を盛り下げてしまうことを恐れて人と会うことをためらうようになった。

 

一緒に暮らしているロシア人男子は、誰の前でも表情が豊かで本当にうらやましい。

笑うときは屈託なく豪快に笑うし、怒った顔、困った顔、変な顔...なんでも自分のものにしている。そういうところから、彼の育ちの良さが大きく滲み出ていると感じる。

 

彼と共同生活を始めてから、彼の前だけなら笑顔を含む表情が出せるようになった。

外でも同じくらい表情が出せたなら、僕の世界はいっぺんするんだろうなぁと思う。

 

マスクは友達

マスクをしていると安心する。人の目もいくらか見て話ができる。

 

僕は夏より冬のほうが気が楽だ。理由はマスクをしてても冬なら誰も気にしないから。冬でも「なんでいつもマスクなの?」と聞いてくる人はごくわずかだけどたまにいる。

そんな時は、風邪やインフルエンザの予防のため、顔に風があたって寒いから、寒くなってきて風邪気味だから、と答えれば、それ以上突っ込む人はいない。

 

僕なりの対処

反射防止フィルム

自分の顔面を見ると劣等感に苛まれてうつに陥りやすい。待ち合わせのときにうっかりスマホの画面に自分の顔が映るとする、それが僕にとっては大変な事態なのだ。

猛烈に気分が重くなって、そのあとずっと友人から気持ち悪がられていると思うようになってしまう。

 

家でパソコンを使っている時も、ディスプレイに自分の顔が映ると作業も中断したくなるほどやる気が遠のく。僕は洋画が好きなんだけど、洋画はライティングが暗めなので画面が黒っぽくなりやすく自分の顔が反射しやすいのだ。

 

それで今更だけど、家中のディスプレイというディスプレイに反射防止フィルムを貼ろうと思う。さっそくFire HDタブレットのフィルムを注文した↓

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蛍光灯の下で鏡を見ない

人間の顔の印象は光によって大きく左右する。プリクラもその光の原理で盛れる仕組みになっている。それで蛍光灯は僕と相性が悪いのではと思った。

 

白くて強い光は顔の毛穴さえはっきり見えてしまうし、僕は色が白い方なので顔色が悪く見える、クマも目立つ。

 

だから鏡のある部屋の電気を消して、隣の部屋の電気を逆光として使っている。

そうすると自分の顔の細部が見えなくなって気休めになるのだ。

 

 

おわりに

今のところ、根本的じゃなく表面的な克服方法しかやっていない。

ADDと躁うつの優先度が高いのか、主治医とも醜形恐怖症についての対策話は進んでいない。躁うつのために飲んでる5-HTPセロトニンが増えて、こっちの症状も同時に和らぐのかな。

いつか、心になんの引っ掛かりもなく、人と笑ってしゃべってみたいなあ...

 

 

今日も長くなりましたがここまで読んでくれてありがとうございました

次は4つめ、チック症候群について書こうと思います。

 

2016/11/20